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『昔はあったお仕事』Part 2 「空中ビラ撒き」

前回の『昔はあったお仕事』が好評でしたので・・・・

『昔はあったお仕事 その2』 をお届けします


ずいぶんいろんな仕事があったのですが いまとなっては解説しても理解不能と言うか

イメ-ジ出来ないみたいな仕事もあったりで なかなかチョイスが難しいです

前回の「ヒヨコ売り」なんかは かなり上級者?向きだったみたいで・・・・・

比較的 分かりやすそうなとこを見繕ってみました

   『空中ビラ撒き』 

いまはビラ配りではなく 『ポスティング』 と言うそうです
 
どうしてなんでもカタカナ表示なんですかねぇ~ それはともかく

いまはビラ配りにしろポスティングにしろ必ず手渡しかポストインですが

昭和の中頃までは 文字通り撒いてました ビラ配りではなく

『ビラ撒き』でした 手に持ったチラシの束を自転車や徒歩で撒きながら歩いたのです

その究極が 空からのビラ撒きです。

信じられないかも知れませんが セスナやヘリコプターで 無造作に 撒くのです。

・・・空から



風向きによっては 庭先や校庭に吹き溜まり ビラの山 っというより ごみの山

世の中の誰一人 エコなんて言葉を知らない時代でした
(もったいないと言う言葉は昔からあったんですけどね)

しかも 大音量の拡声器でチラシの商店の名称を連呼しながらです 

繰り返しますが 空の上からですよ

防ぐ手立てなんかありゃしません いま考えたら ほとんどテロに近いよね


時によっては ス-パ-2社が競い合ってビラ撒き合戦 なんてこともあった気がする

さながら 下館空中戦!!

ゴミは出るわ やっと寝た赤ん坊も大泣きするわで大迷惑

でもね・・・

考えたら あの頃は商店街にも活気があったんだよね

だって セスナ飛ばしてビラ撒くんだよ   ・・・空から

かなりの金額がかかったはずだよね 

うん 確かに 商店街にも 町全体にも 活気があったよね

子供の数だって 一杯いた 1クラス 40人位いて 1学年が 8とか9組まであったよ


空から撒かれたチラシを 地面に落ちる前に何枚取れるかなんて競走したなぁ

夢中で上ばかり見てるから ドブにはまる子供なんてしょっちゅういた。

それでも 『訴えてやる!!』 なんて大人は一人もいなかった のんびりした時代だったんだね


その後 多分昭和40何年位だと思うけど 条例だか 法律だかが制定されたらしく

下館空中戦も姿を消しました。 

 
         By おっさん
 

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